「ゲットーを捏造する」で取り上げられていた曲2

「ラップ音楽にみられる暴力的な歌詞が、文字通りのことを意味している場合は滅多にない。むしろそれらはしばしば、マイクをもったライバルに対する挑戦の暗喩である」(p72)
Ice CubeのJackin' For Beats は「他のアーティストやプロデューサーをサンプリングすることを、徹底武装した強盗として描いている」Ice-TのGrand Larcenyは「ショーを強奪するという自慢話」
これはHipHopに慣れてない頃に誤解してた点だった。よく考えたら、社会問題に意識的なコンシャス系と呼ばれたりするアーティストだって、他のラッパーを叩きのめすバトル的な曲はアルバムにいくつか入れてくる。ラップの技術を披露するスタイルの中のひとつなのだろう。

ものすごい数のサンプルが使われてる!